キッチンハイター

洗浄成分も含むキッチンハイター

キッチンで使用する漂白剤として人気のあるキッチンハイターですが、漂白作用の他に、洗浄成分も含まれています。
大きな特徴として強力な漂白作用があるという点が挙げられます。
茶渋やシミなど、食器に付着した汚れをきれいにする効果に優れています。

また除菌効果もあり、まな板や付近に付着した雑菌を排除する効果もあります。
さらに消臭効果を持っており、使用することで気になるニオイを除去してくれます。

このように複数の効果があるので、一度使用するだけでいろんな悩みを簡単に解消してくれる優れたアイテムと言えます。
ただ強い次亜塩素酸ナトリウムを主成分としており、強いアルカリ性を呈しています。
そのため、皮膚に付着すると手が荒れるなどの症状を引き起こしてしまいます。

いろんなアイテムに対して使用できる

キッチンには食器やまな板など、様々なアイテムがあります。
多くのアイテムに対して、キッチンハイターは高い効果をもたらしてくれます。

食器類にに関しては、茶渋の他に、コーヒーや紅茶の色がついてしまうことがあります。
これらは食器用洗剤を使って何度も擦っても、なかなか落ちないものです。
そんな時には漂白剤が効果的です。洗い桶などに水を入れ、キッチンハイターを混ぜて食器をつけます。
しばらく経つと、気になっていたシミなどがきれいに消えてしまいます。

またふきんやおしぼりなどに対して、キッチンハイターを使うことも可能です。
水にキッチンハイターを入れ、その中にふきんやおしぼりを入れておけば、漂白の他、除菌や消臭といったことができてしまいます。
においが消えない、また常に衛生的な状態でふきんやおしぼりを使いたい時に便利です。

酸性のアイテムと混ぜないことが大切

キッチンハイターは強アルカリ性を呈しており、酸性のものと混ざることで有毒なガスが発生する恐れがあります。
例えば食酢やレモンは酸性ですが、これらのアイテムとキッチンハイターが混ざらないように気を付ける必要があります。

また洗剤の中には酸性のタイプもありますが、そういったアイテムとキッチンハイターを一緒に使用しないことも大切です。
さらに最近ではシンクを磨くためにクエン酸を使用する場合もあります。
クエン酸は酸性のため、このアイテムとキッチンハイターを一緒に使用することも厳禁です。

ステンレス以外の金属には使えない

キッチン用品の中には、ステンレス製のスプーンなどがあります。
ステンレス製のアイテムであれば、キッチンハイターを使うことは可能です。しかし長時間液が付着してしまうと、さびが発生してしまうことがあるので注意が必要です。

またステンレス製以外の金属に対しては、キッチンハイターは使用ができません。
キッチンアイテムの素材がステンレス製がどうかわからない、そんな時には安全のためにキッチンハイターを使用しないようにしましょう。