汚れをうかせるスチームクリーナー
スチームクリーナーとは、見た目は掃除機のようなのですが、その特性が少し異なります。
まずは名前にスチームとある通り水蒸気を発するものです。
掃除機のように床掃除に使うのですが、スチームクリーナーはスチームを利用して床の汚れを落としていきます。
スチームは汚れを浮かせる効果があります。
そして、その浮いた汚れを仕上げにクリーナーについたマイクロファイバーや布巾といったもので拭き上げることで汚れが取れるのです。
スチームクリーナーには色々なタイプのものがあり、サイズや用途も異なります。
昔は掃除機タイプの床掃除のものがメインでしたが、最近ではラインナップも増えていて、目的に応じて自分に合ったものが選べ美ましょう。
小型のものは手に持って掃除ができるので台所の油汚れを落としたり、壁の汚れを落としたりすることもできます。
価格はサイズや性能によって異なってきます。
そこで、用途やサイズ、価格というものを総合して自分の使いこなせてコストパフォーマンスが良いものを選ぶことが重要です。
スチームの発生方式と性能の違い
スチームモップの価格を決める一つがそのスチームの発生方法です。
発生方法によって価格や性能が変わってきます。
クリーナー内のタンクを密閉してタンク内で水を加熱して蒸気を発生させるのがボイラー式です。
ボイラー内のスチームは140度近くになり、噴射されるスチームは100度近くになります。
スチームを出すまでにボイラー内で水を温める必要がありますから、使用開始までに少し時間が必要です。
次にパネル式というものがあります。
これは、本体内部にある鉄板を熱してその上のを水が通過することで蒸気を発生させる仕組みになっています。
スイッチを入れてすぐにスチームが出るというメリットはありますが、スチームの温度は80度から90度と少し低めです。
最近ではほとんどのものがボイラー式です。
高温のスチームが出せることが理由で、スチ0無が高温になればそのぶん汚れも落ちやすくなります。
クリーナーのタイプ
クリーナーの形状がいくつかあり、これもそれぞれにメリットとデメリットがあります。
一般的な掃除機のような形のものがキャニスタータイプです。
これは容量も大きく使用時間が長い反面、本体が重いというデメリットがあります。
それに対してコンパクトなのがハンディタイプです。
ただし、軽いですがタンク容量も小さいですし、小さいとはいえ手に持っての作業は少し疲れます。
最後に床掃除に適しているのがモップ型です。
連続使用時間は短いですが、コンパクトですしモップ型なのでとても使いやすく、女性が使っても疲れにくくなっています。
このようにどのタイプにもメリットとデメリットがありますから自分に合ったものがどれかを吟味する必要があるのです。