時間をかけ過ぎない
トイレ掃除が嫌いな人の中には、何日も間隔を開け、やるときは徹底的に行うという方も少なくないのではないでしょうか。
トイレに限った話ではありませんが、掃除は長い時間をかけずに15分~30分以内を目安に行いましょう。
ガンコな汚れを徹底的に落としたいというとき、1時間以上もかけて行う方もいますが、そこまで長くなると集中力が欠落して非効率なので、時間を決めて行うことが大切です。
長くなると疲れてくるので、スムーズに作業が進まなくなってくることから、益々トイレ掃除が嫌いになってしまいます。
掃除は小マメに
掃除道具を用意するときトイレ専用洗剤を準備しますが、毎日お手入れをすれば洗剤は必要ありません。
1日1回以上掃除をするご家庭では、便器の掃除は専用ブラシでこするだけで十分です。
洗剤を使用しなくても、水だけで落とすことができます。
洗剤もつけないなんて大丈夫だろうかと心配されるかもしれませんが、簡単に見える作業でも汚れがつきにくくなります。
便器の内側の水たまりラインにできる輪ジミも、ついてしまってからではなかなか落ちませんが防ぐことができます。
見た目の印象も大切
掃除の一つのコツとして、目につきやすい部分をピカピカにしておくというのがあります。
同じくらいのお手入れだとしても、目につきやすい部分を特にキレイにしている方が、心理的にいい作用が大きくなります。
清潔だというだけでなく、第三者が見たときの印象も意識することも重要です。
トイレでは、金属部分である給水管や手洗器のカランを磨くようにしましょう。
清潔度を一番に考えたとき、こういった金属部分はあまり重要視されませんが、全体的な印象がよくなる効果があります。
換気の大切さ
床に小水が落ちたら、すぐに拭く習慣をつけてください。
他にもタンクの表面に付着する結露、便座や便器の汚れなども同じです。
トイレ掃除は、先手を打つことがポイントです。
フローリングの床のトイレは、掃除をしないまま放っておくと場合によっては床材が腐敗する可能性もありますので気を付けてください。
水を使用する場所はカビの心配がでてきますが、湿気が溜まることがよくありませんので、ときどき換気するように心がけましょう。
掃除をしてから換気扇を回すのではなく、取り掛かる前と後につけてください。
窓があるトイレでは、窓を開けて空気を入れ替えます。
前後に使用することで、空気の流れを作る効果があります。
湿気をこもらせておくことは、トイレだけの部分的なトラブルではなく住宅自体を傷めるケースもありますから、換気はとても大切です。
こうした小マメな努力の積み重ねが、大きな差を生んでいきますから、ぜひ実践してみてください。