玄関タタキの掃除
玄関を入った床のタタキと呼ばれる部分は、たくさんの人が出入りするほどすぐに汚れますよね。
外の砂や小石などが靴の底についてきてしまったものやホコリなどは乾いた汚れなので、乾いた状態のまま除去するのが秘訣です。
タタキに直接掃除機をかけるとなると、掃除機の先端が汚れてしまいますから、使ったらそのまま捨てられるノズルを手作りします。
手作りといっても簡単で、トイレットペーパーの芯などをカットして再利用すればできあがります。
芯を斜めにカットして、掃除機のヘッドを取り外した部分に取りつければすぐに使えます。
斜めになっているので、隅までよく汚れが取れます。
次は、古新聞紙を小さく破って水で濡らし、ゴミを取り除いた玄関のタタキの上にばらまきます。
掃除機では取り除ききれなかった汚れまで、新聞紙が吸着してくれますので、ほうきで床に新聞紙をこするような感じで掃き掃除しましょう。
最後の仕上げは、古くなった布でタタキを拭き取る作業です。
使用する布は厚みがある方がいいので、履き古したデニムをカットしたものなどが便利で、よく汚れを取ることができます。
下駄箱内の掃除
玄関の掃除で面倒なのが、下駄箱です。
汚れを取り除くだけでなく、ときにはニオイが気になることもあります。
下駄箱に収納している靴を、全部取り出してください。
ちりとりを使用して、中の砂や小石、ホコリなどを除去しましょう。
清潔に維持するためにエタノールを用意し、雑巾や布切れなどにエタノールをしみ込ませて、下駄箱の内側を拭き掃除します。
エタノールには除菌効果がありますので、一度掃除しておけば清潔度がアップします。
これで中の掃除は終了ですが、まだ湿気がありますので少し開けっぱなしにして風を通します。
十分に換気ができたところで、先ほど取り出した靴を全部しまってください。
下駄箱のニオイ
下駄箱の不快なニオイは、下駄箱ではなく靴から発している可能性が高いです。
収納している靴にニオイの原因になっているものはないか確認し、あれば靴のケアを行います。
靴にはいろいろな種類がありますが、白カビが生えやすいのが革靴などです。
革靴などは、普段から特に気を使ってお手入れをすることをお勧めします。
玄関ドアの外側
玄関ドアの外側は、お客様がいらしたときに目に留まる大切な場所です。
いつでも、きれいな状態を維持したいものですね。
汚れがしっかり落とせているか確認するために、外がまだ明るい時間帯に着手しましょう。
家の外側ということで、風で運ばれてきた砂などの乾いた汚れがついています。
濡らした雑巾などで拭き取ってしまいたくなるところですが、乾いた汚れは一度濡らしてしまうと離れにくくなりますので、乾いたままで取り除くことがポイントです。
ハケを使用して、玄関ドアの表面についているホコリなどを払い落してください。
こうして乾いた汚れがなくなったところで、濡らした雑巾を使用します。
雑巾に重曹を溶かした水をしみ込ませたもので、玄関ドアを全体的に拭き取ります。
重曹水で拭いてから水拭きをし、仕上げに乾いたもので空拭きしたら終了です。