粗大ゴミの回収
基本的に、粗大ゴミがあったとしても、自治体の粗大ゴミ収集や廃品回収などといったものを活用すればリーズナブルに処分をすることができます。
しかしながら、このような粗大ゴミ収集というのは思い立ってすぐに行ってもらうことはできません。
多くの場合には自治体に問い合わせをして回収可能日を確認し、その日に来てもらうことになります。
このような回収日を選定して行うとなると最短でも一週間、最長だと一ヶ月近く待たされることがあります。
自宅に不要なゴミをしばらく置いておくのも嫌ですし、引っ越しの場合には転居までにゴミを取りに来てもらう必要があり、使い勝手が良いとは言えません。
そこで、もっと自分たちの希望に応じて回収に来てくれる民間の回収業者に依頼することを考える人もいます。
しかし、民間の回収業者というのは融通がきくぶん、その利用料も高くなりがちです。
ここでは、この費用が高くなりがちな民間の回収業者の利用料を下げるコツを紹介していきます。
自分でできる作業は自分で
不用品回収でも特に荷物が多いことが最近では増えています。
例えば、両親が亡くなったことで、家を処分するということで遺品整理をすることや、ゴミ屋敷のゴミを撤去するようなことがこれにあたります。
このような時には、家中のものを仕分けする必要があり、そこから業者の人たちが行います。
もちろん、それらの仕分ける品物を要るか入らないかを決めるのは依頼者です。
しかし、仕分け作業の手伝いをしてもらうことができるだけで作業は進みやすくなります。
ただ、この作業の手伝いをしてもらうということは処分費用以外にも費用が発生することになります。
そこで、処分費用の節約という観点ではこの作業は自分で行うことがベストです。
仕分けをして処分できるものでも小さなゴミは燃えるゴミとして出しておけばゴミの量も減らせてさらに回収費用の節約となります。
異臭や腐敗物への対策
ゴミ屋敷のような作業な大変なところの回収作業が高くなるのは精神的負担が大きいというのも理由の一つです。
特に、汚れたものや腐ったもの匂いのするものといったものは処分をしていて苦痛であり、それに対して普通の処分よりもうわまし料金を請求されるのです。
そこで、例えば転がって要るペットボトルや調味料の中身、食べ残しといったものは先にゴミとして捨てておくと作業費用を安くすることができます。
これだけの作業でも、ゴミが減るだけでなく、虫が減ったり異臭が減ったりして作業がしやすくなります。
そして、やはり比較検討は重要です。
少しでも安く作業を行なってくれる業者を見つけるために、現状を見てもらっての見積もりを立ててもらい、その費用で業者を選ぶことも重要になります。