リビングはみんなが過ごす場所
リビングは家族みんなが一緒に過ごす空間と、お客様をお迎えする場所という2つの要素があります。
家の中で最も多くの人が出入りするため、みんなの物が集まりやすくなるので、すぐに散らかりやすい場所です。
家族一人一人の所有物をどんどん持ち込み、使ったままリビングに置いてしまうと、物で溢れてしまいます。
個人の所有物は自分の部屋で収納し、リビングに置かないというルールを決めましょう。
リビングに持ち込むことをやめられない物は、一時的にしまっておくケースを用意し、そこに入れておくと散らからずに見た目がスッキリします。
ケースに入れるとき、「どうしてこんなものが今まで置きっぱなしにされていたのだろう」、という無駄なものが出てくることもありますので、整理整頓の機会にもなるかもしれません。
家具選び
リビングに置く家具選びをするときは、たっぷり収納できるかということも大切ですが、高さも基準にしてみてください。高い家具が並んでいると、リビングのスペースが狭く感じるためです。
すでにある家具で高いものの中には、どうしてもリビングに置きたいというものもあるでしょう。
その場合は、低めの家具をリビングの入口から遠くに置き、高いものは入り口付近に設置すれば、部屋に奥行きがあるように見える効果が生まれます。
色
リビングに限ったことではありませんが、部屋にまとまりを持たせるには色の統一感を意識することがコツです。
カーテンやじゅうたん、ソファー、インテリアなどの色は、全体のまとまりを意識して選んでいるでしょうか。
家族がついついリビングに集まりたくなるような温かい空間を作りたいなら暖色でまとめたり、季節によって変えるのも楽しいでしょう。
どんなテイストの空間にしたいかを決めてから雑貨などを選べば、雑然とすることを防げます。
例えば、ナチュラルテイストにしたいならアイボリーやブラウン、生成りなどの色を選ぶといった具合です。
リビングのコーディネート例
リビングはお客様も見る場所なので、収納力だけでなくレイアウトを考えることも大切です。
実際に写真で紹介しているサイトがありましたので、コーディネートをするときの参考にしてみてはいかがでしょうか。
●理想の模様替え「くつろげるレイアウト」リビング編
参考:http://matome.naver.jp/odai/2138682138689843701/
家族そろって本が好きなご家庭では、本棚が壁面にぎっしり配置された実例が参考になりそうです。
本棚の前にゆったりとしたソファが置かれているので、何時間でも過ごせる気がします。
壁やテーブル、床を木の素材で統一したフレンチカントリーなリビングも、自己流のアレンジのしがいがあるでしょう。コーディネート例の写真をそのまま真似するのもいいですが、それぞれのいいとこどりをしてオリジナルなリビングに完成させるなど、ぜひ作業を楽しんでください。