まずは予防で対策
汚れは落ちなくなるまで放置しないことが、掃除で大切な心得です。
早めに対策を行っておけば、キレイな状態を取り戻しやすくなります。
汚れてから掃除をするのもいいですが、先手を打っておけば
簡単にキレイな状態を回復させやすくなります。
台所は油やホコリが家電につきやすいので、
クロスをかけておくなどで簡単に汚れ予防ができます。
ふすまを開け閉めするときに触れる部分は、
撥水剤をスプレーで取っ手周辺吹きかけておくと、汚れが付着しにくくなります。
換気扇汚れにお悩みの方は、リンスを塗布しておくと汚れても簡単に落とせるようになります。
すぐ落とそう
汚れてから落とすまでの時間が短いほど、キレイに落とすことができます。
そのために準備しておくことは、身近なところに掃除アイテムを備えておくことです。
どんな汚れかによって、効果がある洗剤は異なります。
アルカリ性の洗剤は油汚れに、中性洗剤は軽度の汚れに、特殊なものは酸性の洗剤が有効です。
中性洗剤はほとんどの汚れに効果的ですし、手荒れしにくいので便利です。
洗剤の使用は手荒れが心配になることもありますが、中性洗剤は手にやさしいという特徴があります。
昔から使われてきた方法を試したい方は、消毒用エタノールや重曹などがあります。
キレイを維持するには
仕事をしている方などは、掃除をすることが大変ではないでしょうか。
一気に全部をキレイにしようとするのではなく、少しずつ行う心得が大切です。
毎日少しずつ行えば、1週間経つ頃には大部分がキレイになっているはずです。
例えば台所掃除は月曜日に、風呂場は火曜日、トイレは水曜日といった具合です。
いずれも15~30分程度で終わるように計画を練っておくと、
途中で嫌になることなく続けられるでしょう。
天候で掃除する箇所を決める
天候によって掃除する箇所を決めると、
強い力でゴシゴシがんばらなくてもキレイになりやすくなります。
窓掃除をするなら、曇りの日に行ってみてください。
湿気が窓に吸引されるので、付着した汚れが簡単に落とせます。
じゅうたんを拭いたり、押し入れの中をキレイにしたい場合は、晴れの日を選びましょう。
晴れの日はホコリが舞い上がりにくいので、家具や床にもつきにくくなります。
基本的に、掃除は晴れの日がオススメです。
また、ホコリを逃さないために、部屋の掃除にパーティクルカウンタを活用してみましょう。
パーティクルカウンタ(粒子計数器)とは、空気や液体中の微粒子の数やサイズを測定する装置です。
手抜きをするために
手抜きをするためには、日々の生活の中で「ながら掃除」をしていると
負担を感じにくくなります。テレビを見ながらや歯を磨きながらなど、
できることはいろいろありますので、時間を有効活用しましょう。
ときどき友達を家に招待すれば、表面だけでもキレイにするきっかけができます。
人を招くときは、やはりキレイにしていたいですから、自然と掃除ができるようになります。