主立ったベランダの汚れとは
これから大掃除を始めていこうとする時、ベランダの汚れが気になってしまうことでしょう。
主立ったベランダの汚れをチェックしていくと、土や砂そして排気ガスで生じた油汚れであったりハトなどの糞、さらには洗濯石鹸が落ちてできたカスなどがあります。
それぞれベランダの汚れとして残ってしまうものですが、落とし方がしっかりとあります。
まずむやみに洗い流したいと水をかけていくのではありません。
ベランダの床というのは、自宅の屋根のような完全に防水加工を施しているわけではありません。
大量の水を一度に流していくと、マンションだけでなく自宅も水漏れが発生してしまう可能性があるということです。
集合住宅などでベランダへ水を撒いていくこと自体が禁止されているケースもあります。
不用意に水を撒くのはいけませんし、汚れを拡大させてしまうことがあります。
ベランダ床はこうして掃除する
まずはほうきとちり取りを利用していきます。
枯葉やゴミ、そして大きめの泥砂などを取り除いていきます。
泥砂も吸うことができる掃除機を用意することができれば、大きいゴミや汚れをほうきできれいに除けていった後で、細かいホコリなどを吸い取っていくといいでしょう。
次にバケツへ少なめに水を汲んでいきます。
古いタオルなどを利用していきますが、しっかり浸していきます。
その後でしっかりと絞っていき、ボロ布を利用して居室側より排水用の溝へと丁寧に水拭きしましょう。
大量のボロ布を事前に用意して、あらかじめ濡らしておくと、どんどん拭いていくことができるでしょう。
ベランダの床の汚れの色を見ていった時、黒っぽくなっている場合は煤煙などが多くなっていることがあります。
重層などを活用していくことで、きれいに拭いていくと汚れが取れていきます。
その一方で緑色の苔で汚れてしまった時には、塩素のスプレーを少し吹きかけて10分ほど待っておきましょう。
その後で古い歯ブラシを利用すると、きれいに落ちていきます。
ベランダにおける水仕舞の違いとは
マンションなどの集合住宅では、掃除をする際に気を付けなければなりません。
ベランダにおいて水を大量に使う掃除を禁止していることがあったり、子供が遊ぶビニールプールを設置することができなかったりと、降雨のようなシチュエーションは禁じられています。
防水工事も施されていますが、降雨以上の水を利用してしまうと、掃除中に雨漏りを他の部屋に及ぼしてしまうことがあります。
最近ではシート防水や液状の防水材を塗っておく塗膜防水、さらにはアスファルトを流して貼りつけるアスファルト防水などの水仕舞における工事が行われています。
防水工事が事前に行われているかチェックしておき、ベランダにおいてスムーズに様々な拭き掃除が可能か知っておきましょう。