掃除嫌いはだらしないわけではない
掃除が嫌いで汚部屋になっている人、掃除は一応しているけれどどうしても好きになれない人は世の中に大勢います。
掃除ができない=だらしない人というイメージがありますが、実はそうではありません。
チリ一つない状態にできなければ掃除ではないと思い込んでいる完璧主義者ほど、次第に苦手になっていくようです。完璧に行うのは最初から難しいのだという考えを切り替えて、その分目に見えるところだけでも小マメに清掃していく習慣をつけると気分も違ってきます。
洗剤パックで効率よく掃除をしよう
嫌いなことや苦手な作業は、効率よくやって一気に片付けることが大切です。
掃除が好きな人は、その人なりのコツを持っているものです。
全ての人に共通してオススメするのは、掃除を始める前に段取りを決めることと、必要な用具はあらかじめ買っておくことです。途中でないものに気付けば作業を中断しなければならなくなりますので、効率がよくありません。
人間の集中力は発揮したいときにいつでも発揮できるものではありませんから、ノッてきたときに最後まで仕上げてしまった方が効率的です。
段取りは、どのような流れで行うと無駄がないかなどを事前に決めておきます。
こびりついた汚れはすぐに落とせると思わず、洗剤をしみ込ませる時間をおくことでスルリと落ちやすくなります。
例えば、台所は油汚れが付きやすい場所ですが、キッチンペーパーなどに洗剤をしみ込ませ、汚れた箇所に貼りつけてその上からラップフィルムでパックをしてそのままおいておきます。
すぐにゴシゴシこすっても疲れるだけで思うように落ちませんし、場合によっては傷つけてしまうこともあります。時間をおくことで洗剤が汚れの中に入り込み分解してくれますから、しばらく放置しましょう。
最初にこのパックから行って、待っている間に他の掃除を行い、時間が十分に経過してからパックをはがして通常通りスポンジなどでこすると、少ない労力と時間でキレイに落とすことができます。
段取りを決めるとき、このパックは早めに取り掛かった方がいいので、汚れがひどい箇所は掃除に取り掛かる前に見つけておきましょう。
落ちるうちに掃除しよう
最近はさまざまな洗剤やお掃除アイテムが販売されていますが、汚れてから早めに落とすようにするだけで、簡単にキレイになります。
水だけでも手軽に落とせる汚れは、強い洗剤を用いるまでもありません。
時間が経って落ちにくくなったものは、汚れにあった洗剤を選びます。
酸性タイプの洗剤はトイレの黄ばみなどに、アルカリ性洗剤は台所のしつこい油汚れなどに、クレンザーはガスレンジのこげつきなどに適しています。